NAVERまとめがあまり好きじゃない
はてなブログの今週のお題が「最近あった良いこと」とのことなので、そういえばと思いタイトルの件について書くんですけど
ツイッターの写真を無断転用した報道機関に対し賠償金支払い命令判決の件につけたコメントにけっこうスターが付いてて、私と同じ気持ちの人がそれなりにいることがわかったことが、「最近あった良いこと」です。だよねー。だよねー。
とはいえ、おそらくスターを付けてくれた人と私ではおそらくNAVERまとめが嫌いな理由が違います。たぶん多くの人にとっては、NAVERまとめが嫌いな理由って転載が云々とか韓国が云々とかか、あるいは単純にイマイチなコンテンツのくせにはてブやtwitterにしょっちゅう登場するとか、その辺なんじゃないでしょうか。それじゃないんです。
私がNAVERまとめを嫌うのは「まとめによって"コンテンツ作成欲"とか"Webに日常を垂れ流したい欲"みたいなのを満たしちゃう人が一定数いるだろうから、それが嫌」というごくごく個人的な思いからです。
このご時世になっても、やっぱり個人的に好きなインターネットはテキストサイトが流行ってた頃のあの感じです。今でも、ろじぱらほぼ毎日見てますし、先日ふとLOGIC&MATRIXがわりと最近まで更新されてたことに気付いて感動しました。何人か当時の「管理人」さんたちをtwitterでフォローしてますが、楽しいですあの人たちのツイート。
で、例えばある人のところに「どうやら中国でネタとしか思えないロボットが開発されているらしい」って情報が来たとします。当時だったら、それについてあれやこれやネタのふくらませ方を考え、自分の痛い系の体験と上手く絡ませつつ、フォントいじりまくった読み物を書くというのが注目を集める最大の手段でしたよね。
ですが、今だと「昔ならそういう記事を書いていただろう人」の中に、「中国で開発されているロボットが凄い」とか「過去にはこんな開発計画も」とかそんな形のまとめを作って満足してしまう人が一定数いるんじゃないかと思います。それが嫌。
別にキュレーションには価値がない!とかそういうこと言いたいわけではないです。私がごく個人的に、ネットはもっと個人的な想いや体験をベースにカオス化されたものであってほしいと思ってるだけです。例えば某コンビニ店長さん。コンビニ店長さんが「アルバイトを戦力化する方法まとめ」とか作ったら嫌じゃないですか。おすすめエロゲ10選とかはもしかしたらやるかもですけど。うわなにそれ見たい。
そういう意味ではtogetterも同じなんですけど、togetterの場合はtwitterの集合体で、私がtwitterを愛しているのでそれで相殺されてる感じです。twitterのおかげで、長文記事なんて書いてくれないような人たちが少ない文字数ながらも個人的なことを垂れ流してくれてると思ってるので、すごく好きです。Facebookでもいいんですけど、あっちはどうしても着飾っちゃっててカオス成分が圧倒的に足りない。。。
以上いつも通りまとまってませんが、私がNAVERやFacebookをイマイチ好きになれない理由でした。
インターネット世界がもっと"いい意味でカオス"な空間になったらいいなぁ。
- 作者: ワタナベ
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2005/03/14
- メディア: 単行本
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (30件) を見る