チェキとかいう物理
某所でチェキの魅力について熱く語ったんだけど、それは以前からちょいちょい考えてたことなので、せっかくなので記事に起こしておく。
まあ、ここ↓に書いてあることがほぼ全てなんですけど、
このデジタル時代にあえてアナログなチェキで写真を残すことは、「今」という二度とない大切な一瞬を切り取って自分らしく表現できる貴重な体験ではないでしょうか。
「チェキ」の魅力は、カメラの性能や写真の画質ではありません。
誰かとチェキを撮影する行為そのものや、その場でチェキを見て盛り上がる瞬間、部屋に飾って思い出を振り返る時間など、チェキを通して経験できるすべてが最大の魅力と言えるでしょう。
真っ当なことを言うなあ。ほんとこの通りで、いわゆるディープフェイクほど高精度なものが求められるのでなければ、このご時世、自分がある人と仲睦まじい感じで一緒にいる写真なんていくらでも作れる。それは作れるけど、物理であるチェキはそういうわけにはいかない。いや、究極的にはそれも可能だけど、体験とセットであるからこそ価値がある。
アイドル(に限らず、最近は俳優さんやアーティストの現場でもチェキ文化はあるみたいだし、実際俺もプロ雀士とチェキを撮ってもらったことがある)と一緒に、その場で、その場でしか撮れないし存在し得ない写真=チェキを撮るというのがファングッズとして圧倒的に強いんですよね。その日その時その場にいたという事実を示すだけなら、ポイントカードとか記念サインぐらいでもなんとでもなるんだろうけど、そこは事実+αが求められている。つまり、その瞬間に自分がその子とチェキを撮ろうと思った、その感覚や背景・理由こそが大事というか。オタクとして推すのに必要なのは文脈だ的な何かだな。
という話だとツーショット写メでもいいんだろうけど、その辺は手軽さというのもありながら、やっぱり物理アイテムとしての手触り感みたいなところが大事なんだろうな。
チェキを最初に物販アイテムとして扱い出したアイドル?アーティスト?って誰なんだろうか。その素晴らしいセンスのおかげで、アイドルという文化をより楽しめる、あるいはアイドルに有意義な形でお金を落としやすくなっている。本当にありがたい。。。
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