世界の合言葉はバランス

世の中は概ね割り切れない

ソードアート・オンライン プログレッシブ1

けっこう前に買ってたのようやく読んだ。

ネタバレ注意!とか思いつつも、まぁSAOはほぼ全作品において

  • キリト無双
  • キリトとアスナのイチャラブ
  • 申し訳ない程度のゲームシステム解説や謎解き 

が大部分を占めており(アリシゼーション編を除く)、そういう意味では最初からネタバレしているようなものなので、まぁいいんじゃないかと。

 

プログレッシブはアインクラッド編の1層目からをあらためて書いていくシリーズとのことだけど、アスナ周りを筆頭に無理やりこじつけた感のあるキャラや設定がところどころに見られ、そういう意味では「ん?」と思うところもあり。

とはいえ、個人的には前述のとおりSAOはキリトさんの俺TUEEEEEEEE!を愚直に楽しむための作品なのであって、多少のストーリーの破綻は気にしないのが懸命だと思う。いっそのこと別の世界線の話なんじゃね?ぐらいまで開き直って、情報屋アルゴさんという魅力的な女性キャラが増えたことに感謝しつつ、エギルの漢前を堪能しつつ、最後は全部キリトが持っていくという水戸黄門的な様式美を楽しめばいいんじゃないかと。

 

しいて言えば、もう少し1エピソードごとの長さは短めのほうが話としてスピード感が出ると思われ(そういう意味で小気味良いエピソードと魅力的な女性キャラが楽しめる2巻はとてもよかった)、ネズハ編の長さは若干ストレスだったかなと。1巻あたりで5~7層ぐらい進めるぐらいのテンポでいいんじゃねーかなー。

 

とりあえずアルゴはストーリー作りに超絶便利なキャラなのでしばらく死ぬことはないだろうから、もうそれでいいや感ある。

 

ソードアート・オンライン デスクマット アスナ

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