世界の合言葉はバランス

世の中は概ね割り切れない

劇場版アイドルマスターの感想と、ラバーストラップが真美だったので嬉しかった件

川崎13時半からの回を見てきました。せっかくなのでライブビューイングも。
以下ネタバレ的な何かも含めつつ。

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戦利品


ライブビューイングは知ってましたが釘宮さんが可愛かったです。知ってた。一番印象に残ったのは司会さんから飛び出した「輝きの向こう側ということですが、宣伝費は予算の向こう側」です。いや素晴らしかった。


作品全体としてはストーリーがちょっと物足りなかったかな?と思うものの、各アイドルの成長が随所に見られて、特に終始楽しそうにアイドルしてる千早と、サブリーダー然として強い気持ちを見せる伊織が印象的でしたね。先輩ぶる亜美真美やよいとかをもっと見たかったなあ。ライブシーンはどことなくニコマスMMDに近い感じがして、個人的には嬉しかった。


グリマス勢がストーリーの軸になっちゃったのは、正直仕方ないと思うのですね。


けっこう印象的だったのが、プロデューサーがハリウッド行きを皆に告げたとき、以前ならもっと皆ショックを受けるというか、何人かもう練習に身が入らないみたいな子が出てきてたと思うんですね。それこそ春香とか、真とか、雪歩あたり。でも、今回はわりとすぐに「プロデューサーさんに最高のライブを見せよう!」みたいに切り替わってた。放映時間にしてわずか数分ぐらい?


でも、あれはけっこうリアルなことだと思うのです。アニメを通して成長してきた765プロとしては、プロデューサーが一時いなくなるぐらいでは揺るがない。そりゃそうだ。千早の声が出ないとか、春香がショックでふさぎ込むとかより全然余裕。

そんなわけで、本家のアイドルやプロデューサーの中から大事件が起きることはあまり期待できない。万が一あるとしたらスキャンダルか引退かだけど、その選択肢はファンの怒りを買うだけなので無理。春香と美希伊織千早あたりを喧嘩させる?やー、現実的な気がしない。

765より遥かに上なライバルの登場?も現実的じゃないしジュピターで一度通った道。961復活で嫌がらせ?もちょっとなあ。じゃあひたすらアイドル同士の掛け合いや日常切り取り系で押し切る?うーん。


そういうわけで、事件を起こすのが後輩=グリマス勢で、そこに多くの時間が割かれたのも仕方ないというか、むしろ必然だったのかなーと。


個人的には、今回事前の情報だとグリマス勢はスパイス的な感じであそこまでメインで出てくるイメージなかったので、もし事前にわかってればもっと予習していけたのが残念なんだけど、一方で事前にグリマス出まくるよ!なんて言ってたらそれこそ否定的な意見も出てきてただろうし、クソなまとめサイトが「劇場版アイマスwww」とか煽ってきて気分悪くなってただろうしなあ。難しいとこ。


ま、予習して行った方がもっと楽しめた!と自分が思ったのなら、予習してまた行けばいいわけですね。劇場版公開って要はお祭りですからね。お祭り。せっかく祭りが1日だけでなく何週間も続くわけだから、楽しまないとね。春香も「今を大切に」って言ってたし。劇場版がどうあるべきだったか、よりも自分は劇場版をどう楽しみたいか、ですわ。