「果てなきブログ論争に意味はあるか」の感想とブロガーはこうあってほしい的な話
日曜朝からなぜか5時に目覚めてしまい、直後に淡路島で震度6という衝撃的なニュース(幸い被害はそれほどではないようで何より)を聞いたせいか二度寝できず、仕方なく布団から出ないままにモバマスでやり忘れてた花見シャターチャンスをやったらSR[桜色スマイル]龍崎薫を引いてテンションが上がったので、とりあえず昨日やってた表題のイベントについてタイムシフト視聴してました。ので、感想というか、思ったことを簡単に。
【速報まとめ】やまもといちろう×イケダハヤト対談「果てなきブログ論争に意味はあるか」 #ブログ論争-ノート|U-NOTE【ユーノート】-イベントまとめプラットフォーム
全体的には、やまもとさんが「わかって煽ってるんでしょ?」と言っていたプレゼンの最初の方が全てで、要するにイケダさんが「多様性大事だから人を叩くな」と主張する一方で、自分の記事では何らかの対象(主に企業に所属している人)を下に置いて自説の補強としているのはどうなの?言行不一致じゃないの?と、そこがやっぱり好きになれないなー、でもそこに対するこれ!という回答は無かったなー、とそんな感じでした。
ただ、私はこれまでイケダさんはいわゆる「炎上マーケ」を仕掛けている人すなわち「わかって煽ってる」人なんだと思ってましたが、もしかしたら本当に「わかって煽ってる」わけじゃないのかもと思い直しました。つまり、
- 自分が記事で社畜と「煽る」のと、ネットで誰かを「叩く」のが、近しい類のものだと思っていない
- 「煽る」と「叩く」が近しい類にあるのはわかっているが、煽る対象や煽り方によっては問題ないと思っている
のどちらか。1ならそうかー、自分は同じだと思うんだけど違うと思うんなら仕方ないなー、という感じなんですが、2だとしたらちょっと嫌だなと。名前と顔を出して本気で主張している人を叩くのはNG、顔の見えないサラリーマンを叩くのはOK、というそういう方向。で、もしかしたら2なんじゃないかと思ったところがあり、冒頭にリンク貼ったまとめからの引用ですが、
Q. ブロガーにとって最低限の倫理感は何度と思いますか?
やまもといちろう: 無責任な発言はやめたほうがいいなと。
イケダハヤト:ブログを書いていることで誰かを傷つけているという罪を認めつつ、情報を発信 するということ。
徳力基彦: さっきから二人は同じことを言っているんですが、平行線を辿っているんですよね。
イケダハヤト: 個人攻撃はだめですね。
(【速報まとめ】やまもといちろう×イケダハヤト対談「果てなきブログ論争に意味はあるか」 #ブログ論争-ノート|U-NOTE【ユーノート】-イベントまとめプラットフォーム)
これ、顔の見えない誰かを攻撃する(傷つける)のは罪だが許容範囲でOK、顔の見える人を攻撃する(個人攻撃)のは情報発信したいという人を減らすのでNG、というそういう考えに読み取れないですかね。実際、動画では徳力さんがそういうニュアンスの投げ方しているように聞こえましたが、その後の流れではちょっとうやむやになっちゃいました。
攻撃するされるはどうでもいいんですけど、こういう「情報発信する人」と「その辺の小市民」を切り分ける考え方嫌いなんですよね私。テキストサイト時代に「インターネットおもしれー!」と思った人間としては、「その辺の小市民」が面白おかしくやってることがコンテンツになってインターネットを盛り上げてる状態の方が、どちらかといえば楽しくて、かつ健全だと思っちゃいます。しかるべき情報発信をみんなが心がけた結果、そういう意味不明だけど妙な熱量のある盛り上がりは2chまとめサイトが持っていってしまい、顔の見えない個人の情報発信はライフハックとガジェットレビューばかり、ってなっちゃってるのは本当にみんなが望んだことなの?という。
私個人としてはこれまで「プロブロガー」という表現に思うところはなかったんですけど、徳力さんはそのワードから以下のようなことを言っています。速報まとめではかなり略されてたので動画中から書き起こしましたが、
あれでプロブロガーって言葉を使われると、僕みたいなブロガービジネスをしている人間からするとすごい困るんですよね。僕からすると、さっきのやまもとさんとかコグレさんみたいな、要は、本業がありつつ情報発信を楽しく自分のためにやってたら、結果的にプロフェッショナルとして生きていけるようになりました、っていうのがプロブロガーだと思ってるんですけど、イケダハヤトさんの場合はそこをショートカットして、お金をいくら稼ぐのがプロブロガーです、150万で生きていけるから私は150万だからプロブロガーです、って言われると正直ムカつくわけですよ。
(ゲキbiz田原チャンネル やまもといちろう×イケダハヤト) ※1:27:18あたり
なんか動画では司会だまれとかコメントついてましたけど、動画一通り見て最も共感できたのはここでした。そういう自分が全然ブログ書いてなかったりすると説得力がないので、自分もやっぱりブログ書く習慣付けないとな。。。
というわけで、イケダさんの考え方はやっぱり合わんなー、当然思うように記事書けばいいと思うけど個人的には記事読むことはないだろうなー、それなのになんかイケダさんの記事を推してくるからムカついてGunosyやめたんだよなー、とかあらためて思った次第。
まぁテキストサイト時代だってイマイチ気に入らないから読んでないサイト、なんていくらでもありましたしね。そのうちの一つということで。
「エースと心中」した方が本当に優勝確率って上がるんですかね
カープが5試合やって未だに勝てないので、ダルビッシュの快投や浦和学院の優勝に思いを馳せて現実逃避しています。浦和学院っていうと「関東大会では無双して春甲子園の優勝候補に上げられるも、2回戦ぐらいで負けちゃう」という典型的な埼玉さいたまって感じの学校だったので、文字通り無双しての今大会の活躍はめちゃくちゃ嬉しいです@埼玉出身です
で、気になったのはやっぱり安楽くんの酷使の話でして、
済美・安楽投手の連投に思うこと
(決勝前の乙武さんのツイートを中心にまとめたtogetter)
済美高校「エースの5連投」に異議 投手生命絶たれる危険がある
(煽ってくるJ-CASTは気に入らないけどわかりやすいので参考に)
正直なところ、プロスポーツ好きとして「将来のスターを潰すな」みたいなのもわかるし、高校でスポーツやってた人間として「燃え尽きるのが本望なんだ」ってのもわかるし、教育的観点で「そもそも高校生の健康を害すという点でどうなんだ」ってのもわかるし、最近のメディア批判の流れで「そもそも甲子園って大会が(ry」ってのもわかるんですよね。その辺ふまえて、個人的には球数制限派なんですけども、いろんな人がいろんなところで論陣貼ってるのでここでは書きません。
ただ気になるのは、上のJ-CASTの記事中にも以下のようにありまして、
甲子園で全試合を投げ抜いた結果、ひじを壊して投手生命が絶たれた例がある。1991年、夏の全国高校野球大会で決勝に進出した沖縄水産高・大野倫投手だ。1回戦からの5試合すべてを完投してきたが、地方大会の時点で痛めていた右ひじが悲鳴をあげていた。「沖縄県勢初の夏制覇」の期待がかかる中、決勝の大阪桐蔭戦にも登板したが、既にひじは限界で、13失点を喫して敗れた。
この大野投手の記憶ちょっと私にはないんですけど、決勝で13失点して負けてるんですよね。今日の安楽投手も9失点ですか?大量点取られて負けてます。普通に考えて、けっこうな球数投げて連投してれば球威もキレも落ちて、本来の能力を発揮できなくなるはずです。もしそうでないなら、我が広島カープだってクライマックスシリーズでマエケン4連投とかやってるはずです。そもそもクライマックスに出られてないけど。
つまり、最初の1試合2試合はいざしらず、「甲子園で優勝する」というのをゴールに設定したときに、本当にエースと心中したほうが確率って上がるんですかね。
で、甲子園のデータでも調べるかなー、でもまだ水曜で明日も仕事だからなー、と思って適当にググってたら以下の記事を見つけました。
継投型と完投型のどっちが有利?履正社がとった奇抜な甲子園戦法。
1年前の甲子園ですかね?履正社が継投で愛工大名電に挑むも、残念ながら完敗だったとのNumberの記事。なるほど、勝てなかったのか。で、記事の2ページ目に
実際、高校野球史を振り返ってみても2枚看板など複数投手制で勝ち上がるチームが近年は増えてきているとはいえ、優勝となると先発完投型が圧倒的に多い。
との記載が。うーん、ここまで言い切るならデータを示してくれてもいいんじゃないかプロの物書きとしては、と思ったりするわけですが、やっぱりそうなんですかね。
一応高校野球ドットコムさんとかで過去の記録見られるみたいなんで、週末まで誰も検証してる人とか表れなかったらちょっと調べてみようかと思ってます。個人的には4番でエースが大車輪の活躍で甲子園優勝!しかもイケメン!とかより、脇役を含めたチーム全体で勝ち上がる方が好みなんですよねー。
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公式アカウントの「中の人」に同僚はどのぐらいのレベルまで絡んでいいのか的な話
社内でちょっと話をしたことの備忘として。Twitterを例に。
もともと個人的に、TwitterのようなSNSを企業が公式アカウント用意して運用する際には「キャラクターによる運用」がベストだと思ってます。私が言うまでもなくいくらでも例があるのでアレですが、まぁ炎上リスクだったりとか、複数人による運用だったりとか、ブランディングのしやすさだったりとかが理由ですね。
で、その手の運用として当然「中の人」がいるわけですが、「中の人以外」であるところの同僚はそういったキャラクターにどの程度絡んでいいのか?という観点の話はあまり聞いたことがないので、ちょっと考えた次第です。
まぁ実際のところ、よほど個人として認知のある社員さん以外は特に触れないのがベストだとは思うんですけどね。100人や200人しかフォロワーいない社員が拡散した所でたいした効果はなく、一方で「あいつら自作自演やってやがる」的に受け取られるかもしれないわけで、絡み方によって何かしらブランドを毀損するリスクのほうが高い印象。個人としてけっこうなフォロワーがいるとか、それなりに発言力があるなら拡散のメリットのほうが強まるかもしれませんが。
「中の人に会った」
まずはこれですが、まぁ許容していいんじゃないでしょうか。「中の人などいない」ってのはネタ的というか公然の秘密であって、それ自体は表明されてもたいしてダメージにはならないのでは。
「中の人は博多弁だった」
さすがにこの辺まで来るとよろしくない印象。キャラクターよりも中の人自体が前に出てしまっている感じ。会社としてはあくまでキャラクターであることが重要なのであって。
「中の人は有給休暇中」
これもキャラクターよりも中の人自体が前に出てきてしまっている感じでNG。中の人ではなくあくまでキャラクターが有給休暇、という表現ならまだアリだけど、せめて「有給休暇」という表現は避けたいですね。親しみやすかったキャラクターが急にビジネスの現実に引き戻された感。
「中の人が社長に表彰されてた」
これもビジネス色が出ちゃいますけど、ある程度ファンが増えているアカウントなら中の人に対する親しみも出てきてるわけで、ポジティブに受け取られる可能性は十分ありそうですね。中の人に対する敬意は、そのまま「SNSを大事にしている会社」という評価にも繋がるかもしれない。
要は「公式アカウントや会社キャラクターがどういうブランドを掲げているかを気にして、そこから外れるようなツイートはしないように」的な話であって、それは中の人についてだけの話でなく、企業に属する人がSNSで発信するときに何に気をつければいいの?というのと同じ着地点ですわな。それが簡単に全社員に浸透させられるなら苦労しない。
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テラフォーマーズと民明書房
ニセコイ小野寺さんが可愛すぎることに比べたらたいした話じゃないんですけど、最近人気の漫画「テラフォーマーズ」についてふと思ったことなど。
テラフォーマーズは今さら説明する必要もあんまりないマンガだと思いますが、ご存じない方はこちらをご覧ください。なんかPVもあります。微グロ注意。
http://youngjump.jp/terraformars/
要は「強化手術によって動物や昆虫の力を得た人間」と「超進化して人間型になったゴキブリ」が戦う、能力バトル系のマンガです。ゴキブリが微妙に若干とてもかなりグロいですが、人間側各メンバーのキャラが立ってて面白いです。
能力バトルについてはピクシブ百科事典でも「定義できない」とか書かれてるんであまり深入りする気はありませんが、ジョジョとかハンターハンターみたいに固有の能力や必殺技同士がぶつかる、単純なパワー勝負じゃない頭脳戦要素を含むバトルものって感じですね。
たまたま手元に男塾しかないのでそちらで説明しますけど、
「針を正確無比に投げつける」能力を持つキャラが、
バトル相手に向かっていつも通り針を投げつけるも、
敵は「針が通らない硬質な体」能力を持っていて、そこから「どうやって硬質な体に針を通すか」すなわち「どうやって自分の能力を相手に対して有効に機能させるか」みたいなことが、バトルのキモになっていくアレです。好きなキャラは蝙翔鬼です。
テラフォーマーズでも、人間が手術によって得た能力を持っていて、その能力をゴキブリ人間相手にぶつけて、能力が効いて勝ったり、逆にゴキブリならではのパワーやスピードに押されて不利になったり、というバトルが展開されます。
つまり、能力が生物由来か中国3000年の歴史由来かという違いはあれど、テラフォーマーズは概ね男塾と同じタイプの作品なんです。いや、男塾はギャグ漫画って話もありますが。。。
で、テラフォーマーズを能力バトルものとして見たとき、今のところあまりバトルに創意工夫みたいなことはありません。相手が超進化したゴキブリで「硬い」「早い」「しぶとい」一辺倒なので、あまり工夫の余地がないという感じ。
じゃあ何がテラフォーマーズの面白さかってーと、能力バトル自体ではなく能力自体の紹介が面白いのかなと。なんかそういうDVDがあった気がしますけど、意外な生物の知られざる特性みたいなのがなんとも面白い。
ただ、そこで紹介されている能力とかその能力を人間に適用した場合の解説は、まぁ100%鵜呑みにして周りに吹聴しちゃうとちょっと危険ですよね。
この辺の構図は、まんま民明書房だなと思ったわけです。
民明書房図書館
http://www7.plala.or.jp/tay/comic/otoko/minmei.html
ヘタすると「男塾がどんな話かは知らないけど民明書房と呉竜府は知ってる」って人も多いんじゃないかというぐらい楽しまれている民明書房ですが、そんな民明書房を話の中心に据えたようなマンガがこのマンガがすごい!的な感じで楽しまれているんだと思うと、男塾好きとしてはなんともいい気分になってしまう今日この頃です。
以上、流行ってるマンガを男塾と同じと超解釈するシリーズでした。
今度はよつばと!最新巻あたりを男塾解釈してみようか。ムリ。
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モバマスに1年ぶりに復帰しましたがフリートレード楽しいですね
ブログに何を書くかなんていつも全然浮かんでこないのに、「今週のお題」を見ると必ずお題とは全く関係ないネタが浮かんでくるふしぎ。書こう!ってモードに入ることが大事なんですかね。
で、今週のお題「卒業」なんですけど、1年前のバレンタインイベントの頃に飽きて"卒業"して以来、全くログインしてなかったモバマスを再開してみました。ムリヤリなお題消化ってカクテルパーティーっぽくていい気分ですね。
iM@S KAKU-tail Partyについて
http://kakuriparty.blog120.fc2.com/
7の動画まだ半分ぐらい見てねぇ・・・
で、1年ぶりに戻ってきたモバマス、いろいろとソーシャルゲームが進化している中で遊び方が変わってる部分とかあるかな?と思ったんですが、まぁあんまり変わってないですね。良くも悪くもポチポチゲーです。自分のレベルの場合、パズドラはスタミナMAXまで遊ぶと15時間ぐらい全快までに時間がかかるわけですが、モバマスだとコスト回復に依存して、だいたい1時間ごとに「遊ばなきゃもったいない」というアレが来るわけです。これは怖い。
というのはさておき、一番大きく変わったのはやっぱりフリートレードの導入です。
モゲマス トレード制限&フリートレード実装で実にカオスな状態に
http://sazanami.net/20120816-idolmster-cinderella-girls-free-trade/
実装されたのは、だいたい半年前ですか。
上記記事はタイトルで「カオスな状態に」となってますが、個人的にはフリートレードの仕組みって好きで、遊び方の選択肢が増えるのが好きです。どういうことかというと、以下のようなやつでして、
それほど好きでないキャラのカードは売るか餌にするかぐらいしかできなかったのが、フリートレードがあると「育てて売る」という第三の道ができる。端的に言えば広島カーププレイに加えてセレッソプレイが楽しめるようになるってことです。大正義チェルシープレイまではいかなくても、一段階上の楽しみ方ができるんですね。それにしても上の川島さんの攻撃力すげーな。
まあ実際にはそれなりのカードなら育てなくても売れるわけですが、そこはやっぱり自前で育てて親愛度もレベルもMAXにてから売ったほうが、単純に買われやすいし、それ以上にこう愛着みたいなものが出てきて「向こうのプロデューサーの元で頑張れよ・・・」みたいなアレが感じられていいのでオススメします。
今さら半年前に実装されたキーワードで日記書くのも謎というか意味あるのかアレですが、そんなわけで一度は卒業したモバマスに復帰しましたので全国のPのみなさんあらためてよろしくお願いします。あと、無課金プレーヤーを卒業して微課金プレーヤーになろうと思います。ぼっちなんで、適当なプロダクションに入れてもらわねば。。。
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NAVERまとめがあまり好きじゃない
はてなブログの今週のお題が「最近あった良いこと」とのことなので、そういえばと思いタイトルの件について書くんですけど
ツイッターの写真を無断転用した報道機関に対し賠償金支払い命令判決の件につけたコメントにけっこうスターが付いてて、私と同じ気持ちの人がそれなりにいることがわかったことが、「最近あった良いこと」です。だよねー。だよねー。
とはいえ、おそらくスターを付けてくれた人と私ではおそらくNAVERまとめが嫌いな理由が違います。たぶん多くの人にとっては、NAVERまとめが嫌いな理由って転載が云々とか韓国が云々とかか、あるいは単純にイマイチなコンテンツのくせにはてブやtwitterにしょっちゅう登場するとか、その辺なんじゃないでしょうか。それじゃないんです。
私がNAVERまとめを嫌うのは「まとめによって"コンテンツ作成欲"とか"Webに日常を垂れ流したい欲"みたいなのを満たしちゃう人が一定数いるだろうから、それが嫌」というごくごく個人的な思いからです。
このご時世になっても、やっぱり個人的に好きなインターネットはテキストサイトが流行ってた頃のあの感じです。今でも、ろじぱらほぼ毎日見てますし、先日ふとLOGIC&MATRIXがわりと最近まで更新されてたことに気付いて感動しました。何人か当時の「管理人」さんたちをtwitterでフォローしてますが、楽しいですあの人たちのツイート。
で、例えばある人のところに「どうやら中国でネタとしか思えないロボットが開発されているらしい」って情報が来たとします。当時だったら、それについてあれやこれやネタのふくらませ方を考え、自分の痛い系の体験と上手く絡ませつつ、フォントいじりまくった読み物を書くというのが注目を集める最大の手段でしたよね。
ですが、今だと「昔ならそういう記事を書いていただろう人」の中に、「中国で開発されているロボットが凄い」とか「過去にはこんな開発計画も」とかそんな形のまとめを作って満足してしまう人が一定数いるんじゃないかと思います。それが嫌。
別にキュレーションには価値がない!とかそういうこと言いたいわけではないです。私がごく個人的に、ネットはもっと個人的な想いや体験をベースにカオス化されたものであってほしいと思ってるだけです。例えば某コンビニ店長さん。コンビニ店長さんが「アルバイトを戦力化する方法まとめ」とか作ったら嫌じゃないですか。おすすめエロゲ10選とかはもしかしたらやるかもですけど。うわなにそれ見たい。
そういう意味ではtogetterも同じなんですけど、togetterの場合はtwitterの集合体で、私がtwitterを愛しているのでそれで相殺されてる感じです。twitterのおかげで、長文記事なんて書いてくれないような人たちが少ない文字数ながらも個人的なことを垂れ流してくれてると思ってるので、すごく好きです。Facebookでもいいんですけど、あっちはどうしても着飾っちゃっててカオス成分が圧倒的に足りない。。。
以上いつも通りまとまってませんが、私がNAVERやFacebookをイマイチ好きになれない理由でした。
インターネット世界がもっと"いい意味でカオス"な空間になったらいいなぁ。
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ニセコイ小野寺さんが好きです。でも、ゲーム実況の方がもっと好きです。
ブログ書かなきゃと思うんだけどモチベーション上がらねーんだよなー、とりあえずお題に沿って記事でも書いてけばいい感じに習慣付くかなー、とか思って今週のお題見たら「節分」だったのだけど、びっくりするぐらい節分で思いつくことがないので、最近大好きなゲーム実況について書く。
タイトルは松本引越センターの例のアレ。前半部分はたまたまパッと頭に浮かんだだけなので小野寺さんは何も悪くない。それなりのメインキャラなのにここ数週間出てきてないけど何も悪くない。
で、ゲーム実況です。当然著作権的な話があり手放しで褒め称えちゃダメでしょ、というのはどう言い訳を書き連ねようと残るわけですが、実況者側が実況すべきでない動画を避け、同じく見る側もそうした動画を見ない/褒めない/共有しないというのを心がければ、最近は公式に実況ライクなことやる新作も出てきてますし、もっともっと面白いコンテンツになるのではと期待してるんですよ。
「実況すべきでない」の基準は、
- ストーリーがメインの作品
- 販売から数年単位の時間が経過していない
- 実況対象の作品を心の底から好きではない
あたりじゃないですかねー。上二つは当然として、一番下のやつもとても大事ですね。ゲーム実況にかぎらず、エンタメ的なカテゴリに区分される動画・生放送ならほぼ全てに当てはまる話な気もしますが。
というか、愛情と敬意があれば、ストーリーメインだったり販売数ヶ月の作品のネタバレを垂れ流すという選択はどう考えても取られない気がする。歪んだ愛情ってのもあるか・・・
で、ここからどういったゲーム実況なら見て面白いかという話しなんですが、
- 知っている作品/やったことがあるゲーム
- やりこみ要素が多いゲーム
- (ニコ動なら)視聴数がそれほど多くない動画
の3点を満たしてればあとは運の要素が大きいです。面白いんだけどどうにもこうにも実況者の声がキモくて耐えられない、とかもありますし。ボカロ曲なんかもそうですけど、いろいろ試してみるしかないですよね正直。最後のニコ動の件はアレです、単純に「視聴者様」がいたり、動画関係ないコメントで盛り上がってたりするからってだけです。
それにしても結論とか構成とか考えないでブログ書いてるから、まとまらんな。私の好きなゲーム実況シリーズを共有してさっさと結びとします。
・キャプテン翼6ockを噛み噛みしながら実況プレイ
ウイイレのエディットでキャプ翼のキャラを作り、 COMvsCOMで戦わせたトーナメントを淡々と実況する動画。各キャラが想像以上にそれっぽいプレーを魅せてくれるのと、ムダに丁寧な投稿者の実況がとても楽しい。
・Oblivion-新感覚美少女鍛冶屋物語
MODを多数入れたOblivionの実況。TRPGのように、即興を交えながら魅力的なキャラクターに育っていく「新感覚美少女」とその仲間が見ていて飽きない。投稿者の低音ボイスも耳障りがいいので、初めてのゲーム実況視聴にもいい感じ。
他にもいくつか紹介したかったんだけど、どうも思い出せないのとこの2つのシリーズの動画見てるだけで数百時間ぐらいは時間が潰れるからもういいやと思った。いや、ゲーム実況って本当に良いものですね。さよならさよなら。
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